Goalist Design Blog

Facebookシェア画像を変更する方法

こんにちは。シミズです。

 

先日限定ふろぐんの話をしましたが

design.goalist.co.jp

 

無事山の日ふろぐんを世に送り出すことができました。

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Facebookでいいねがちょっとだけついてました(о´∀`о)

9月も引き続き何かしらふろぐんにやってもらおうと思います。

 

さて、話は変わりますが、今回はFacebookに投稿した記事の画像を差し替えようとしたらGoogle先生がすぐに解決方法を教えてくれなかったので←

備忘録的に残しておこうと思います。

 

前提条件…

・記事はWordPressで作成

・シェアするためにFacebookに投稿

 

例題

インターン求人まとめの記事、載せている求人媒体の数変えたからタイトルとアイキャッチ変えないと!

 

下記の記事アイキャッチにもタイトルにも求人媒体の数が入っていますね。

でもFacebook投稿後に載せている求人数変わりました。

結構拡散されてるよ…どうしよう。

 

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解答例

①WordPress上でタイトルとアイキャッチを変更して保存

 

②Facebook デバッカーを開き、記事のURLを入れてデバックボタンをクリック!

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③スクレイピングし直す

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するとプレビューの画像が変わります。

1回で変わらない時は変わるまでぽちぽち押します。

 

④画像が変わったらページ下の方にあるOpen Graphオブジェクトデバッカーをクリック

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⑤新しいスクレイピング情報を取得をクリック

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するとプレビューの画像が変わります。

 

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1回で変わらない時はまた変わるまでぽちぽち押します。

 

⑥投稿を編集→編集画面でシェアした添付ファイルを更新をクリック

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⑦確認画面が出るので、問題ないかチェック&保存

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すると…

 

………

 

はい。変わりました。

 

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なんと既にシェアされている画像もまるっと更新されます。 

素敵。

 

もっと簡単な方法あるよとか色々あれば教えていただけると嬉しいです

|・`ω・)ヨロシクドウゾ

レタスデザイナー、新卒採用サイト制作にとりかかってみた

どうもこんにちは。最近iOSエンジニアのワタベさんからレタスデザイナーの称号をいただきましたナガタです。

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レタスばっかりじゃ芸がない!ので今回は友達からもらった野菜たちも載っけときます。夏を感じますね〜

f:id:e-nagata:20170808184047j:plain 新鮮とれたて無農薬!

 

7月はチームメンバーからちゃっかり誕生日も祝ってもらったりしました。なんとサプライズのケーキ!!!ひゃーい

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めっちゃ嬉しかったです。めっちゃ美味しかったです。ありがとうございました!

 

 

 新卒採用サイトの担当に

さて、前回のブログでは新卒研修で2018年度の自社新卒採用サイトをつくったことを書かせていただきました。7月に入ってからも、引き続き新卒採用サイト制作を担当しております。

前回は企画から画面のプロトタイプを作るまででしたが、今回は企画、デザイン、コーディング、全てこなします。

立場的に言えばディレクター、デザイナー、プログラマーを一度全部通して経験してみることになりますね。得意苦手があってもとりあえず全てやりきる!というのが個人の大きな目標です。

もちろん自社の新卒採用に大きく関わるので、大本のゴールである「ゴーリストにマッチする方に興味を持ってもらえるようなサイトを作る」ということを忘れずに取り組みます。

 

まず何したの?

まずレタスディレクターは必要項目の洗い出しを行いました。

これが必要かなと考え得る項目を全部書きます。初めてだから漏れや抜けもあるかもしれないけど、まあとりあえずこんなもんですかね。

・工数見積もり

・スケジューリング

・コンセプト設定

・コンテンツ決め

・サイトマップ制作

・ワイヤーフレーム制作

・具体的な画面デザイン

・素材(写真撮影など)集め

・コーディング

・ブラウザチェック

うわっ…ざっくり書いた時点でいっぱいあるなあ。

 

次に

・スケジューリング

7月から始めて9月頭にオープンって、2ヶ月しかないではないですか……なんかヤバい気しかしません ずいぶんタイトな気がしますが頑張ってみます。

全然サイト作りの段取りや一般的な目安がわからなかったのでデザイナーの先輩にいろいろ質問をしました。大まかなフローや進める手順を教えてもらいます。ほほ〜f:id:e-nagata:20170808192059j:plain

あと、入社してチーム共有のタスク管理ツールとしてTrelloを使うようになりました。

書き出したタスクをばんばん登録してガントチャートも作成できる便利な子です。Togglでかかった時間もちゃんと測って、、工数管理も必要なんですなあ。

  

・ウェブサイト制作の目的を決める

「ゴーリストに興味を持ってもらい、説明会に来てもらうこと」

去年の入社人数と応募者の割合から諸々計算しまして、説明会参加者の目標は100人に設定しました。

 

・ターゲットを決める

今回のターゲットは「社風や働いている人たちの雰囲気を重視して就活をしている方」「自分を繕うことをせず、まっすぐなままに働きたい方」に設定しました。

そのような人たちがサイトをみたとき、何を求めているだろう?を念頭に企画を考えていきます。

あくまでもターゲットの視点を想像しながら作るのですが、自分の年や立場が近いぶん混同しがちになります。そのライン引きは難しいですね。

 

・コンセプトを決める

 「ゴーリストの自然体をオープンに見せる」にしました。

会社の中のことをなるだけ知りたい学生さんへ、包み隠さずありのままうちのメンバーの様子が伝わるサイトを作りたいと思います。

 

・コンテンツを決める

 今回は社員同士のトークセッションに重きをおきます。個人紹介ページも作る予定ですが、トークの方が話題や会話の雰囲気が出やすいと思いましたので。

 

・サイトマップを作る

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サイトの中身が決まれば、それに合わせて必要なページを考えていきます。

ワイヤーフレームもつくってここで導線設計も考えます。ワイヤーフレームの作成にはSketchというツールを使い始めました。初めての出会いと怒涛のキャッチアップです。

 

・ラフをかく

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メインビジュアルどうすっぺな〜と思いながら3案ほどゴリゴリと描きました。字が汚くて恥ずかしいです

方向性の確認やレビューをするのに具体的なものがあると、相手(今回は代表に相談)にもイメージを掴んでもらいやすいようで、とても役立ちました。

 

なんだかんだ企画部分を

ザラザラっと書いてみましたが上記の各段階で決断を迷ったり戻ったり、確認したり報告したりで、ちゃんと方向性が決まるまで1,2週間かかった気がします。うーむ。もっとスムーズにできるようになりたいな。

次回はラフの後行った工程について書いてみたいと思います。レタスディレクター→レタスデザイナーへバトンタッチです。ではでは!

 

限定ふろぐんはじめました

こんにちは。シミズです。

 

ちょいちょいこちらでもご紹介していますが、
弊社にはふろぐんという名前のカエルのキャラクターがいます。

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一応…

・カエル

・♂

・ゴーリストの新人広報担当

というざっくりとした設定があるのですが、
実はそこまで固まっていなかったりします。

 

現在はHRogシリーズのLPに登場したり、
LINEスタンプになったりと
じわじわと活動範囲を広げてもらっています。

 

design.goalist.co.jp

design.goalist.co.jp

 

今後も製品の顔として活躍してもらうにあたり、
もう少し知名度が上がったり人気が出たりすればいいなぁと思い、少し前から
勝手に1日限定ふろぐん
なるものを始めてみました。

 

ざっくり振り返るとこんな感じで
HRogFacebookTwitter(@HRognet)の
アイコンを1日だけ変えています。

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バレンタインデー
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ひな祭り
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ホワイトデー
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母の日
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七夕
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海の日

表情も顔の向きもほぼ一緒なのに七夕からガラッと雰囲気が変わっていますが、
ちょっと 飽きてしまったので バリエーションを増やしたいなと思いポーズを変えたり背景をつけてみました。

 

意外とこれが面白かったので、しばらく色々試してみようと思っているのですが、
ふろぐんの設定をもう一度言うと…

・カエル

・♂

・ゴーリストの新人広報担当

 

 

・ゴーリストの新人広報担当

 

……

 

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ゴーリストの新人広報担当

 

…。

 

(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)

セッテイ ナニ ソレ オイシイノ ?

 

いや海の日は休日だったし、
休みの日ぐらい好きな格好をして
過ごしたっていいじゃないか(`・ω・´)

 

ということで、
懲りずに新しくできた山の日(予定)をどうするか悪巧み 検討中なので、どうなったかは是非
HRogFacebookTwitter(@HRognet)を
覗いてみていただければと思います<(*_ _)>

│д゜)祝日の場合は前営業日から翌営業日にかけてとちょっと長く出していますよ

デザイン批評をはじめてみた

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こんにちはミツイです。

いつのまにかセミが鳴き始めていますね。

もう夏です。すでに夏バテです。頑張ります。

 

デザインの歴史シリーズ書いてましたが、今回は趣向を変えて、チームでのデザインの進め方についてです。

 

ゴーリストでは、最近デザイナーが2人増えて、デザインチームが4人になりました。

せっかくなので、個々でデザイン進めるのではなく、チーム力を活かしつつデザインしていこうかと。

「みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド」という本がとても良かったので、これを参考にしつつチームでのデザイン進めています。

 

Amazon.co.jp: みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド eBook: アーロン・イリザリー(Aaron Irizarry);アダム・コナー(Adam Connor), 安藤 貴子: Kindleストア

 

一番ナルホドと思ったところについて、ざっくり説明してみます。(個人的な解釈入ってるので、ぜひ実際に本を読んでもらうことをオススメします。)

 

批評で進めるデザイン

デザイン制作を進める際に、個人で最後まで作ってレビューするのではなく、こまめに批評しながらイテレーション(反復して改善)していきます。

批評という言葉が日本語的にニュアンス伝わりにくいかと思いますが、

1.チームやステークホルダーにデザインを見せて、気になる点を洗い出してもらう

2.それを元にデザイナーが改善していく

というのを繰り返します。

批評してもらうタイミングは、定例でもデザインに迷った時でも良いですが、基本、わりとこまめにやります。

 

批評をする時のコツ

1.あくまで人ではなく、制作物に対しての批評である

あくまでデザインを良くするための批評です。

デザイナーを鍛えるためと思って「色についてもっと勉強しなきゃいけないよ」とか、個人に対しての批評はしません。こういうの言われると、萎縮します。

批評が嫌になってしまったら負けです。

 

2.批評のための基準を持つ

デザインをする際に大事なのが

目的:デザインを見る人(使う人)がしたいこと、満たしたい欲求

ペルソナ:どんな人が見る(使う)のか

シナリオ:どんな時に(前後の時間含めて)、どうやって見る(使う)のか

の3つ。

目的に関しては作る側の目的を思いがちですが、デザイナーはあくまで利用者側に立ちます。

批評する時は、上記3つにあっているかどうかが基準になります。

「男子中学生(ペルソナ)が通学中の電車で(どんな時に)漫画を読む(したいこと)ためには、トップページから漫画を読むまでの画面遷移が多すぎるんじゃない?」とか。

上記3つはデザインをする時の基準になるので、批評する全員がそれを理解していることが重要。必要な場合は、mtg前に改めて共有したりします。

 

3.して貰った批評に対して、すぐに応えるのではなく、まず聞く

これ、意外とできていないです。

「このサービスの利用者はじっくり見る時間はないんじゃないかな。今のデザインだと申し込みボタンを見つけにくくない?」

とか批評されて

「いや、そこは既に考えていて、色でアクセントつけてるんですよ」

とか即答しちゃったりしがち。

いきなり応えずに、してもらった批評に対して5秒(くらい?)考えてみて、その意味を咀嚼するのが大事です。

さらに「それはつまり、操作できる部分が多すぎて何をしていいか迷いそう、ってことです?」みたいに能動的な質問をしていきます。

相手の言ってることを理解していくには、「そうですか?」みたいに意味のない質問をするんじゃなくて、自分の言葉で言い換えて聞く。まったく理解できていなければ「すいません。もうちょっと詳しく聞いていいですか?」など、開いた質問(はい・いいえで答えられない)をする。

 

4.批評時に改善案を考えない

これもやれていないことが多いです。

上述の例だと「ボタンを見つけにくくない?」に対して、「もっとボタンを大きくしたほうがいいんじゃない?」とか「いや、色を変えた方がいいか」とか考え出してしまうと、そこで批評の時間が止まってしまいます。

さらに、次の批評(ボタンの問題以外の話題)に移った時に批評メンバーの誰かが「ボタンの配置が…」とか考えてしまうと、次の批評についてはその人が参加しない状態になります。せっかく集まっている意味がないですね。

批評は、改善が必要な点の洗い出しに終始させます。

改善案を皆で考えるとしたら、批評とは別に時間を設けます。

 

まとめ

批評でデザインを進めることで、

・複数人の視点が入ることで、より多角的に改善が必要な点を洗い出せる

・批評にとどめることで改善案をデザイナーが考えることになり、最大公約数的なデザインになるのを防げる

・前回批評時に対する改善案を見ることで、参加した全員がナレッジを貯めていくことができる

等のメリットがあります。

中でも、チームでのナレッジの共有は一番大事かもですね。

知識としてのベストプラクティス(最も効率のよい技法、手法)が増えるし、デザインすることで得られるコツのようなものを全員で共有できます。

 

あと、デザイン以外にもこの批評のやり方は有効だと思います。

チームで作業するいろんな場面で批評を使ってみて欲しいです。

 

とはいえ、“お昼なに食べる?”みたいな時に批評を始めると、非常に面倒くさい人になるのでご注意くださいw

新卒二期、ブログを書く(デザインチーム編)

こんにちは、6月からデザイン部に配属されました新卒2期生ナガタです。

3ヶ月の新人研修も終わり、早速ブログ記事を書く事がOKRの中に組み込まれました。およっ…! 

 

一瞬の動揺。こんなピヨピヨ状態で書けることあるんですか…全然出せるもの無いんですけど…。

兎にも角にも何かしらのアウトプットを、という信念をまず持つ事にします。手を動かすが善。それこそ正義。立ち止まらないことが大事です。

今後のマルチタスクや差し込み案件への肩ならしも兼ねてボコボコ倒していきたいと思います。はい。

 

自己紹介

ブログ投稿初回ということもあり、ゆるりと私自身の自己紹介も兼ねようと思います。

大学では芸術学部に所属して現代美術の分野をちょこっとかじってました。

他には休学中にレタス農家で3ヶ月働いてお金貯めたりとか、ニュージーランドで半年ぶらぶらしていたりとか。

 

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いちめんのれたす、いちめんのれたす、見渡す限りのいちめんのれたす

アルバイト期間中にレタスの切り口を美しく切ることができるようになったりとか。あと、レタスって若さによって緑色が全然違うんですけど、そういう違いが身体でわかるようになったのが最高に楽しかったです。何かしら自分の技術があがっていくのを実感することが好きです。若き日の良き思い出です。はい。

 

基本的に自分も周りも好き勝手生きてる人達の中にしばらく浸っていたので、就職なんて大丈夫なのかと思ってましたが案外大丈夫でした。よかった。

仕事には全然関係ありませんがオフィスで魚肉ソーセージをよく食べます。デスク周辺の方にギョっとされますが(魚肉だけに)あんまり気にしません。自由度高めです。さすがに一ヶ月くらいは遠慮して一口チョコをつまんでいました。でも最近は皆さんの優しさに甘えて食べたい物を食べています。(なんて寛容な会社だ)

就職しても奔放に生きております。

 

 

研修を終え

さて、晴れてデザイン部へと配属されたものの、ウェブデザインって何だ!UIUXって何だ!という右も左もわからないピヨピヨ状態が実情です。技術的な知識やネタなど一つも無い状態でブログなど最初から手駒がありません。困ります。

 

 

 

困りました…

 

 

 

ので、

とりあえず先月までをざっと振り返り、新人研修課題と現在取り組んでいることを中心に書いてみようと思います。新人研修が受けられるのも新卒の大特権ですよね。

 

 

~先月(2017.6)まで~

4,5月は新卒全員共通のプログラミングの基礎的な研修が行われ、6月からは配属が決まり部署別研修が実施されました。

デザイン部では「2018年(自社)新卒採用ページを制作せよ!」が最終課題として課されました。3週間でリサーチ・サイトの企画・画面のデザインまでこなします。(さすがにコーディングまでは手が届かずモックアップでのデモでプレゼンしました)

 

まあなんとかなるっしょ~と思ってたら全然そんなことなかった。まず調べる、調べる、わからないことはぐぐる。まずウェブサイト制作の段取りを把握するために諸々のサイトを参考にしました。

サイト制作の段取りはざっくりですが大きく以下に分けることができそうです。

1.目的や対象、方針の設定 

2.計画

3.制作 

 

どの工程もわからないこと多しだったんですが、今回は「なぜつくる、誰に何を届ける」を考えることが自分に一番必要なポイントだったのかなと思いました。

ターゲットがどういう人で何を知りたいのかとか、知りたい情報をどういうコンテンツとしてまとめるのかとか、想定ターゲットが欲しいであろう情報についても考えるんですが、他人の気持ちになるってほんと難しいと思いました。情報収集とか絞り込みも全然まだまだ甘かった。

 

プレゼンの質疑応答で

「(出したモックで)ターゲットに刺さる部分ってどこだと思う?」

という質問に逆にぐさぐさ刺されました。ぐっ。

要は特に誰が欲しいものでもない当たり障り無いものを作ってしまったのですね、琴線に触れるポイントが無いというか。無難だけどメインおかずの無い幕の内弁当というか。

何に特化させるのか?コンテンツを削いで削いで削ぎまくった後に残るものって何なのか?そういう絞り込みが大事なんだってことが特に勉強になりました。特化すると同時にいろんなものを切り捨てる勇気。

 

世の中のコンテンツってすごいんだなあ。(しみじみ)

 

 

 

しみじみしていたのもつかの間

6月末に一旦落ち着いた研修課題ですが、引き続き、今月と来月の2ヶ月で本腰入れて新卒採用サイトを制作することが決定しました。ちょうど昨日スケジューリングを終え、初っ端から工数足りない予感しかしませんが切り捨てる勇気を持ってバサバサなぎ倒していきたいと思います。

戦いは始まったばかりです。

 

次回のブログでは課題で制作した点から何をチェンジしていったのか?を書いていければと思います。技術よりは考え方や段取りの変化がメインになるのかな。

 

来月へ続く。乞うご期待!

続●●を参考に作ってみた。

ご無沙汰しています。シミズです。

 

先日バルセロナに行ってきました。

アントニ・ガウディ - Wikipedia

の建築物はとても綺麗でした。

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 「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない」と、ガウディは自然の中に最高の形があると信じていた(Wikipedia)そうで、貝殻や木の枝など様々な物を参考にしていたそうです。

 

と言うことで、今回は最近自然を参考に…ではありませんが、黄金比 - Wikipediaを意識しつつイラストを作ってみたので、ご紹介しようと思います。

 

以前もご紹介しましたが、ゴーリストではHRogというWebメディアを運営しています。

そのFacebookページのカバー画像をその月のイメージに合わせて変えています。

 5月、6月用に作成したカバー画像に黄金螺旋や黄金三角形といった綺麗に見える構図を参照して作成しました。

 

 

まずは5月のイラスト

5月ということでこどもの日→柏餅、こいのぼり、兜ということで、下記のようなものを作りました。

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最初はこんな感じで配置しましたが、なんとなく動きがない…な?

ということで、黄金螺旋を使ってみました。

 

黄金螺旋(英:golden spiral)とは…

黄金比(英: golden ratio)は、一辺を a、b の長さで 2 つに分割するときに、a : b = b : (a + b) が成り立つように分割したときの比 a : b のことで、最も美しい比とされています。もっとも近い値は1:1.618になります。

 

この1:1.618で長方形から、

・短辺の長さに合わせて正方形作る

・残った長方形の部分でまた正方形部分で区切っていく

・できた正方形の対角線を曲線で結んでいく

と出来上がるのが黄金螺旋です。

 

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この螺旋上に作成したイラストを配置してみると… 

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こんな感じになりました。

 

 

 

Before

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After

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ちょっと構図を変えたらこう‥

躍動感が出たとか出ないとか。。

 

 

気を取り直して、続いて6月のイラスト。

6月なので紫陽花、カタツムリ、雨、傘(ト●ロみたいな葉っぱの傘持たせてみたかった…)

ということでこのようなイラストにしました。

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こちらは最初から黄金三角形という構図に当てはめて配置をしていきました。

 

黄金三角形(英:Golden Triangle)とは…

・左下隅から右上隅に対角線を引く

・その線に対して直角に、左上隅を通る線と右下隅を通る線を引く。

と出来上がるこのような構図です。

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この構図を元に線が交差する箇所にふろぐんとカタツムリの顔が来るように配置し、

斜めの線に合わせて紫陽花を配置していきました。

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雨の中散歩中にひょっこり友達のカタツムリくんに出会ったふろぐん感出ていますかねぇ。

 

それにしてもカエルのふろぐんが無表情すぎますね。。

今後はもっと表情も含め動かしていきたいなと思います。

 

引き続き構図を使ってカバー画像を作成していこうと思うので、

気が向いたら素材が揃ったらまたアップしていきます。

 

コソ. |ω・`)毎月月初には更新もしているので、HRogのFacebookページもチェックしていただければと思います。

デザインの歴史(インターナショナルタイポグラフィックスタイル編)

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こんにちは、ミツイです。

デザインの歴史、第三弾はインターナショナルタイポグラフィックスタイルです。

これがやりたくてデザインの歴史を書いてみたというくらい、好きなスタイル。

当ブログのデザインも、これを参考にしていたりします。

design.goalist.co.jp

 

例のごとくざっくりではありますが、まずはインターナショナルタイポグラフィックスタイルとは、から始めます。

インターナショナルタイポグラフィックスタイルとは

別名、国際タイポグラフィー様式、スイス・スタイルなどと呼ばれるグラフィックデザインの様式。

1920年代にロシア、オランダ、ドイツで登場し、1950年代にスイスで発展しました。

特徴としては、左右非対称のレイアウト、グリッドの利用、アクチデンツ・グロテスク(19世紀に誕生したサンセリフ書体。ヘルベチカの原型となった)の様なサンセリフ書体の使用、左揃え右ラグ組み(段落の左側の文字を揃え、右側は自然のままに不揃いにしておく)など。


スイスではドイツ語、フランス語、イタリア語など地方によって言語が違うので、複数の言語を表記する必要が多かったのが、このスタイルの名前の由来だそうです。

 

インターナショナルタイポグラフィックスタイルの先駆者として知られるErnst Kellerがチューリッヒ応用美術学院のグラフィックデザインとタイポグラフィコースで教えたのは、「美のための美」あるいは「目的の美しさの創造」ではなく、「デザイン問題の解決策がその内容から出てくるはず」というスタイルの哲学。

バウハウスの「form ever follows function(形式は常に機能に従う)」もそうですが、現代のデザインの考え方の基礎になっているように思います。

 

いつも通り、巨匠たちの紹介と所感をば。


ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン

スイス・スタイルの典型例として引用されることの多いデザイナーです。

ノイエ・グラフィック誌(Neue Grafik)の創刊者兼編集者、IBMのヨーロッパのデザイン・コンサルタントとしても活躍してます。

 

グリッドデザインや左揃え右ラグ組みも特徴的ですが、個人的には幾何学幾図形の使い方が一番印象的でした。

形を繰り返して、そこにアクセントをつけてリズムを出す。

見ていて気持ちいいことこの上ない。


アクセントのつけ方も、ズラしたり、色を変えたり、重ねたり、折れ曲がりが線の動きに見えたり、曲線がウニョウニョと動いて見えたり、と、アイデア満載です。


ノーマン・マクラレン※1のアニメーションが好きなんですが、ブロックマンは動かない紙面で動きを感じさせます。

とにかく、めちゃくちゃ格好いいです。

 

UI・UXが全盛の昨今、グラフィックデザインは若干日陰を見ている感がありますが、やっぱりグラフィックもめちゃくちゃ大事だと思わせられます。

 

最近のデザインでいうと、繰り返しのリズムによる気持ちいい感じとか、東京オリンピック2020のロゴに近いものを感じます。

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Josef Müller-Brockmann - Google 検索

 

※1ノーマン・マクラレンの動画「Synchromy」

www.youtube.com


※1 Neue Grafik
第二次世界大戦後の1950年代後半にスイスで発行された伝説的なデザイン雑誌。

リヒャルト・パウル・ローゼ(1902-1988)、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914-1996)、ハンス・ノイブルク(1904-1983)、カルロ・ヴィヴァレリ(1919-1986)の4人のデザイナーにより創刊されてます。

デザインを紹介している雑誌ですが、雑誌自体が格好いいです。

http://post-books.info/new-arrivals/2015/1/12 http://www.eyemagazine.com/review/article/we-made-this-authentic-trilingual-landmark



まとめ

今回はブロックマンのみの所感とします。

もう、お腹いっぱいですw

次回は、他の巨匠たちについても書こうと思います。

「Neue Grafik」欲しい。でも高い(¥31,638 )。。