こんにちは、ミツイです。
この度、弊社の運営するメディア『HRog』から生まれたオリジナルキャラクター「ふろぐん」のLINEスタンプを出すことになりました。
※ちなみに「ふろぐん」は弊社のサービス全体のキャラクターでもあり、八面六臂に活躍中です。
実はまだ申請前なのですが、申請を早めるという噂もあり、今回のスタンプ作成にからめたことを書こうと思います。
(審査担当者様、よろしくお願いしますm(_ _)m)
『HRog』誕生当初から「ふろぐん」はいたのですが、今回「ふろぐん」に脚光を浴びせるということでリニューアルを機にキャラクターについて色々考えました。
まず行なったのは参考キャラクターの分析。
いろいろキャラクターを集めて、仮説を元にマトリックスを作成しました。
その中のどこに、ふろぐんを落ち着かせるか検討。
制作したマトリックスは著作権上ぼかしてますが、、今回のマトリックス軸としては「リアル/抽象」「顔が大きい/首がない」というのにしてます。
顔が大きいのでいうと“キティちゃん”や“スヌーピー”、“アンパンマン”など王道ともいえるキャラクター。
かたや首がないキャラクターは“スーモ”、“ぐでたま”、“ふなっしー”、“くまもん”(ちょっと首がありますが)など新しめのキャラクター。
時代は、首がない方に向いているのではないか!?という仮説のもと、「ちょっとだけ首あり」に落ち着いてます。
話は変わりますが、カエルキャラと言えば日本最古の漫画と言われる「鳥獣戯画」のカエル。
キャラクターのデフォルメ具合は、まさに「漫画」。日本人の根っこには抽象化好きな気質があるんだと思います。
動物学者のデズモンド・モリスの著書で、「赤ん坊は大人に比べて目が大きい→目が大きいものを可愛いと感じる→目が大きいのをデフォルメするとなお可愛い」的なことを書いていた気がするんですが、キャラクターはまさにそれ[要出典]。
さらに同著には「デフォルメすると(可愛いなどの)反応を強くする「何か」の法則性はけっこう分からない」的なことが書いてあって、それをなんとなく感じて描けるのが芸術家なのだそうです[要出典]。
デフォルメ、奥が深いです。
(少女漫画のキラキラ目とか、そう考えると、かなり面白い。目が大きい→光の反射が大きい、なのでしょうか。)
カエルを崩さず、適度に可愛く、など考えつつ作成した新生「ふろぐん」。
ふろぐんLINEスタンプ、スタンプショップに並んだ際は、見るだけでも見てってください。