こんにちはミツイです。
デザイン、健康、、いきなりなんのこっちゃですね。
ちゃんと順を追って説明します。
先日、ゴーリストのデザインチームでバリューを作りました。
そもそも、ゴーリスト自体にミッション・ビジョン・バリューがあります。
ミッションを「存在意義」、ビジョンを「中期的Goal」、バリューを「価値観」として決め、
それを一番大事にして日々働いています。
※ゴーリストのミッション・ビジョン・バリューについて気になる方は、こちらを御覧ください。
https://recruit.goalist.co.jp/culture.html
今回作ったのは、デザインチーム独自のバリューです。
「デザインする時に大事にすべきこと」という価値観を、改めてチームで共有できるように明文化します。
なんでわざわざバリューという明文化されたものを作るか
というのも、そもそもの価値観がズレていたらチームとして成り立たないからです。
例えば、野球のバリューの一つには「勝ちたい」というのがあります。
「勝ちたい」というバリューがズレていたら、野球というゲームそのものが成り立たない。
負けようとしているチームと対戦するのを想像してもらえれば、分かりやすいんじゃないでしょうか。
負けようとしているチームはルールには則っていますが、バリューは守っていません。
「勝つ」よりも「楽しむ」を優先することもありますが、それでも「勝ちたい」というバリューが一致しなければ、
一緒にゲームをすること自体楽しくありません。
なので、バリューを守ると言うとニュアンスが違うかもしれません。
守るというよりも、バリューを持つ。バリューを持って、働くことが大事だと思います。
というわけで、デザインチームのバリューを作成すべく、メンバー全員で喧々諤々の話し合いをしました。
日常のタスクから離れて一つ高い視点で考えるために、社外の会議室を借りてのミーティングです。
手順としては、
1.各自、デザイナーとして働くにあたって、自分が大事だと思う価値観をポストイットに書き出す。
2.ホワイトボードに張り出し、それぞれを説明してもらう。
3.なんとなく近いものを島みたいにまとめていく。
4.それぞれの島について話し合う。
という感じ。
1.2.こんな感じで書いたポストイットを張り出し
3.近いものをまとめていきます
4.それぞれについて話し合う
4の話し合いが喧々諤々でした。
大体みんなの言いたいことは一緒だったんですが、それが何を意味しているのか、
その本質を見極めようと、半日以上かけて話し合いました。
で、結果できたのが以下の7つのバリューです。
【全ては健康から】
心身ともに健康であることは、仕事をする上でも大前提です。
体調が悪いと、判断軸がブレます。
体調が悪いと、必要な時に役に立てません。
体調が悪いと、仕事が楽しくなくなります。
〆切だろうがなんだろうが、健康を害してもいい理由なんてありません。
自分の中でベストの状態を守ることを優先してください。健康第一。
【敬意を持つ】
独りよがりのデザインは、迷惑でしかありません。
デザインを見る人、依頼してくれた人、一緒に働く人に敬意を持ってデザインすること。
もちろん、人を完全に理解することは不可能ですが、だからこそ理解しようと務めることが大事です。
デザインのためのデザインをするのではなく、人に目を向けてデザインしましょう。
思いやりが伝わるデザインや行動を心がけましょう。
【見つける力】
デザインは「問題を解決するため」にあります。
問題を発見して解決するという一連のプロセスがデザインです。
なかでも、人々が抱えるニーズや問題を発見することは出発点であり、いちばん大事なところ。
問題は、発見した時点で8割は解決しています。
当たり前になっていることにも疑問を持ち、人から困りごとを聞き出し、問題の本質を掴みましょう。
【発見即シェア】
作業を分担する人の集まりではなく、お互いを高め合うチームでありたいです。
発見したことや得た知識はすぐにシェアして、皆の発見にしましょう。
他のメンバーの目や知識が加わることで、発見はさらにブラッシュアップされて価値も高まります。
ちょっとしたことでも良いです。発見した時にテンションが上がったなら、その発見はシェアする価値があります。
【ユニバーサルスケジュール】
無理なスケジュールは、いい仕事の敵です。それに健康にもよくない。
みんなに優しい、ユニバーサルスケジュール(誰にも優しいスケジュールという意味の造語です)を組みましょう。
スケジュールというのは、要するに、問題を解決するために決めるものです。
問題をしっかり理解して、そのためにスケジュールを守る。
遅れそうだったら、周りに助けを求めてください。一人で無理しない。
徹夜自慢とか止めてください、本当。
【三方よしの成長】
個人の成長は、会社の成長に繋がって、ひいてはお客さんのメリットにもなります。
成長を犠牲にしてまで目の前の仕事をすることは、結果、三方よろしくない。
ただ目の前の仕事をこなすのではなく、未来のための時間を取ってください。
今の仕事で自分が何を学べるのかを考えながら仕事をすることが大事です。
会社をうまく使って、自分の成長のために仕事を利用してください。
【より高い山へ】
低い山を登れば、低い山頂にしか着きません。
低い山を登るのは、楽しいかもしれないけど嬉しくはならない。
前よりも高く、できる限りの高い目標を掲げて、壁にぶつかり、道に迷い、くたくたになりながら山頂に着いたら
めちゃくちゃ嬉しいはずです。
登った先でしか見えない景色を目指して、困難を楽しみましょう。
それぞれがめちゃめちゃ大事だと思っているんですが、
一番最初に来るのが「全ては健康から」です。
すごい当たり前のことですが、これがなかなか守れていないことが多い。
なので「デザイン」という言葉からはかけ離れた言葉ですが「健康」を一番に掲げました。
やっと冒頭の「デザインに最も必要なものは健康である」に繋がりました。
デザインにかぎらず何をするにも「全ては健康から」です。
(※もちろん、人それぞれ健康の基準は違います。その人にとっての健康という意味です)
その上で「より高い山へ」登るべく、メンバー全員バリューを持ってデザインしていきたいと思います!
なお、バリューに共感していただけるデザイナーの方がいらっしゃいましたら、お声がけください。
ぜひ一緒に働きましょう!