ご無沙汰してます。レタスです。
今月19日にゴーリストの会社ウェブサイトをリニューアルしました。祝!
実に企画書段階から約半年間?の紆余曲折(ほんとにいろいろありました)を経て、ついに完成までこぎつけました!祝!
第八期(2018/01~)から、ビジョンもこれまでの「世界中のビッグデータを必要な人に、必要な形で、必要な時に」から「GOAL」へと変わりました。ミッション・ビジョン・バリューを紹介するため今回MISSIONページも新たに作成。
また、創業から8年目になり、徐々にフェーズが移行してきたこともあっての大幅リニューアルとなりました。
旧ゴーリストウェブサイト トップページ
旧ウェブサイトの方はこまめな更新(新規サービスなどのお知らせ等)を続けるも、3~4年前に制作して以来、大枠はそのままだったのでした。
見返してみると全体のレイアウトやデザイン、受ける印象がちょっと固めでしたね。あと、ちゃんとモバイル対応するための修正が必要でした。
旧ゴーリストウェブサイト サービスページ
そういえばヘッダーも固定じゃなかったのでスクロールするといなくなってました...
ほぼゼロベースのリニューアル、チームの振り返りや忘備録として、やったことを書き留めようと思います。一ヶ月後に入社する新卒さんに伝えることも兼ねまして。はい。
2017年夏 企画書
企画書段階の当初、元々私はリニューアルに携わるメンバーではなかったので、先輩がはるか昔に作った資料を引っ張り出してきました...
ゴーリストらしいメインビジュアルの方向性や配色の方向性とは?について。
若い会社である分、ほんとに決まっていないことだらけですね。VIのベースもまだ決めていないし、ゼロベース、建築の地盤調査といったところでしょうか。ゼロベース。
とにかく元素レベルで素(もと)を集めることからのスタートでした。
(1)メンバーへのヒアリング
「ゴーリストに抱くイメージとはなんぞ?」を初期メンバーを中心にヒアリングしました
たくさんのキーワードが出てきました。採用ページによさそうですね
内側からの観点をまとめるとこんな感じ
(2)定番の型を調べる
他の参考になりそうな企業ウェブサイトのから大きく項目をあげてみました。
-実際に働いているオフィスの風景写真の使用
-空や都市風景などの開けたイメージをもたせる写真の使用
-お客様の実現したい姿を見せる写真の使用
-コンセプトのイラスト化
-メッセージを強調、ダイナミックにフォントのみ使用する
などなど。ある程度方向性の振れ幅を洗い出してみて、「ゴーリストにあてはめるならば?」を考えていました。
サービスが形を持たない分、写真で直接見せるのは難しいかもね、という意見や、コンセプトやビッグデータなどのイラスト化、またはミッションが明確なのでそれをダイナミックに伝えた方が良いのかもね〜などなどブレストしていました。
2017年秋 ジョイン
レタスがジョインしたのはこのへんからです。
・ターゲットは取引させていただくことの多いHR業界の方向け
・作成すべき中身とページ構成が決まっている
という状態で、外向けのイメージやトップイメージの方向性を定めていくフェーズから、ということになります。
採用ページなら内部メンバーへのヒアリングを重点に置いてコンセプトを詰めていく、で良いのですが、今回は会社のウェブサイトということもあり、それだけでは「外に見せたいイメージ」として適しているかは微妙なところです。
ウェブサイトを見る方にどんな印象を持ってもらいたいのかが決まっていれば良いのですが、まずそこから掘り起こさないといけないのが若い会社の難しさだなと感じました。
それまで言葉におこしていなかった部分をデザイン部で考えましたが、痒いところになかなか手がとど... かない。ひたすら痒い。会社の像ってなんなの。あゝ痒い。
霞がかるゴーリスト君
ぼんやりとそこにあるのに見えない... 見ようと思うほど靄がかる...
社風やカラーがあるのはなんとなくわかっていながら、それを伝えるものとしてはっきり表現できないというのはなんとも不思議です。
毎日毎日会社に来て仕事をしているはずなのにいざ直面するとフィットする像がわかりません。
悩みますねえ
答えは作るものではない、そこにあるのだ
ゴーリストのコアを知り、今から数年後にかけて目指すイメージに一歩でも近づくのが今回の大きなミッションです...。
といってもまだぴよぴよの社会人1年目、代表の加藤が社会人になってから20年ほどかけて至った現在地をいきなり理解するのは難しいです。なので、影響を受けたという本や参考になりそうなもの、ブランディングに関する本に目を通していました。
ジム・コリンズ著
グレッグ・マキューン著
ウジトモコ著
などなど。
その後、デザイン部から代表の加藤に「ゴーリストってどんな会社ですか?」とインタビュー。すると、こういった言葉が返って来ました。
・(目的思考で)お客様をゴールへ導く、伴走する存在
・若さと進み続けるエネルギー
・ニーズが多様化している時代だからこそ、多様性をもったチームで戦う
・自分たちは必要以上に飾らない、等身大、機能美のようなシンプルさでいる
・あくまでも、人間らしい暖かさがある。IT事業ではあるがパソコンや通信のイメージを全面的には押し出さない
ふむ〜と持ち帰り、さらにそこからデザイン部でフックに引っかかったことをピックアップしました。
・お客様をゴールへ導く、伴走する存在
→「ゴール」...とは物事の「方向性を示す」こと。「ゴール」をもっと掘り下げてみよう。
・目的思考...
→Goalist(Goal+ist)の名前の由来でもあるのだから、かなりダイレクトで強いメッセージになりそう
・「多様性をもったチーム」...ゴーリストの特色と強み
→「フォーメーション」が組める...自由自在に変化する様子は、メンバーのあり方にもあてはまりそう
関係ありませんがブレストにはさっと書き込めてさっと消せるNUボードがとても役に立ちます。
最近MTG時のNUボードとポストイットの活用が馴染んできましたね〜
「ゴール」と「チーム」がそれぞれ異なった方向でのキーワードになりそうだ、とこの2つを有力ワードとして掘り進めていくことにしました。
手がかりが見つかった、ヤッタネ(⌒▽⌒)!
次回はブレスト〜メインビジュアル作成記を書きます!