こんにちは。マスダです。
まだまだひよっこでいつになったら自信が持てるようになるのかと日々悶々としています。
そんな私が、6月の職種別研修で製作したものが7月頭にリリースされました!
ゴーリスト初の社内報です!制作期間は1ヶ月。
はじめて自分で1から作ったので、その過程をざっくりと紹介したいと思います。
また、社内報ですが、社外にも公開しています!
下記から見ることができるので、興味がありましたらご覧ください!
ゴーリスト社内報
https://fresh-recruiting.goalist.co.jp/newsletter/
社内報を作るきっかけは?
とある5月の某日。
「社内報作ってみたいんだよね。」
「それ、職種別研修で作ってもらったらいいんじゃない?」
というなにげない会話をきっかけに私が制作することになりました。
どうして社内報を作ろうと思ったのか人事部長に理由を聞いてみると、
スタバの店頭においてある「今日いるスタッフの紹介」を見て、これいいじゃん!となったからだそうです。
何がいいかというと、単純にへぇ〜が生まれる。
へぇ〜が生まれると、会話につながる、コミュニケーションが増える。いいですよね。
現在ゴーリストでは、社員数が40名近くに増えてきたので、部署が違うとほぼ喋らないという状況が生まれつつあります。
でも、これはあまり良くない状況で、部署間でコミュニケーションが生まれないとそれぞれの部署が思っていることが共有されなくなってしまいます。
なので、雑談ベースでも、いろいろな部署の人とコミュニケーションを取ることはは大切なんですね!
このコミュニケーションを活性化させるため、メンバーのことをもっとよく知るために社内報を作ることになったのです。
ターゲットと作る目的、コンセプトを考えよう!
さて、社内報を作るにあたり、まず行ったことはターゲットと目的、コンセプトの明確化です。
これらを明確にしておくことで、方向性を見失うことがなく一貫性を持って制作することができます。
社内報制作の言い出しっぺの人事部長の林さんにいろいろとヒアリングしながら、目的やコンセプトを決めていきます。
まずは、ターゲット
今回の社内報は社内だけではなく、社外にも公開することが決まっていたので、ターゲットはゴーリストメンバーと新卒・中途の求職者。考えるまでもないです。
次に、作る目的
社内と社外の二つのターゲットがいるので、それぞれのターゲットで目的を決めます。
社内:コミュニケーションの活性化
社外:メンバーのこと、会社のことをより深く知ってもらう
うん、これもサクッと決まります。
最後に、コンセプト
これが難しいんですよね。
作る目的としてはメンバーのことを知ることができて、コミュニケーションの活性化につながること。
う〜ん。
割と個人のことにフォーカスする内容で、さらっと読める感じ!コミュニケーションしている感じ!
う〜ん。
へぇ〜とか、そうなんだ〜とか、わかる〜が生まれる感じ!
・・・。
「メンバーと対面しているように思えるwebページはどうでしょうか!」
「それいいね!」
ということで、「コンセプトは対面しているように思えるwebページ」に決定しました。
無事これでターゲット、目的、コンセプトが決まりました。
まとめると
ターゲットと目的
全社内メンバー:コミュニケーションの活性化
新卒・中途の求職者:メンバーのこと、会社のことをより深く知ってもらう
コンセプト
対面しているように感じるwebページ
はじめてラフを作ってみた
コンセプトなど諸々が決まったら次はいよいよ内容を考えていきます。
掲載するコンテンツと、そのコンテンツのレイアウトを考えます。
今回の社内報は社内アンケートの回答結果をインフォグラフィックスでまとめたものです。
ということは、コンテンツを考えるために、
- アンケート回答を見て、
- みんなが興味惹かれる(へぇ〜となる)切り口を見つけ出し、
- インフォグラフィックでの表し方を考える
というなかなか大変な作業をすることになりました、、、
というか、そもそもラフ作成の作業にコンテンツを考えるフェーズと、そのコンテンツをどのように配置するか考えるフェーズがあるのを全く知らなかったので、
これらの作業を行ったり来たりしながらラフを作っており、めちゃくちゃ時間がかかりました。
コンテンツを固めてから、レイアウトを考えるのがいいですね!
社内報制作で学びました!
ということで、コンテンツを考えます。
今回の社内アンケートでは、
・出身学部
・好きな漫画
・好きな映画
・初めて買ったアルバム
の4つを聞きました。
これらのまとめ方を考えていきます。
見た人が「へぇ〜」となることが大事ですから、できるだけ違いが現れるようにまとめることを重視しました。
職種別にまとめたり、年齢別にまとめたり、ジャンル別にまとめたりといろいろな軸で集計してみて、一番面白い!と思える軸を採用します。
例えば出身学部の質問では、出身学部を文理に分類して、職種ごとに人数がわかるようにしました。
これは、見た人が「エンジニアでも文系出身の人いるんだ〜、へぇ〜」となるようにするためです。
アンケートをまとめるのに一番苦労したのは好きな漫画です。
というのも、私自身が漫画を読まないので、どんな切り口のコンテンツが面白いと思ってもらえるのかがわからなかったからです。
まずはじめに思いついたのがこちら。
漫画を青年漫画や少年漫画の大枠でわけて、どんな漫画を読む人がいるのかを表したもの。
「ふーん」って感じかなと思います。決して「へぇ〜」ではない気がします。
自分では思いつかなかったので、いろいろな人にアドバイスをもらって最終的にはこうなりました。
メンバーの年齢と漫画のジャンルを表形式にして、それぞれの年代の人がどんな漫画を読んでいるのかがわかるようにしました。
情報が増えたことで、さっきよりは「へぇ〜」となると思います。
このような感じで他のアンケートもどのようにまとめるかの切り口を考えていきました。
他のアンケートをどのような切り口でまとめたのか知りたい方はぜひ社内報をご覧ください!
https://fresh-recruiting.goalist.co.jp/newsletter/
さて、切り口を考えた後はレイアウトをいい感じに整えていきます。
先ほどの出身学部のものを例に挙げると、全体での文理の割合を表す円グラフの大きさや職種別の人数を表したグラフの大きさなど、どの情報を一番見せたいか考えつつバランスを整えていきます。
こちらがはじめに考えたもの。
全社員での文理の割合と、職種別の人数グラフが同じ大きさなので、いまいちどっちを見て欲しいのかパッとしません。
ということで、次に作ったのがこれ。
職種別の方を大きくして、目がいくようにしました。
これなら、伝えたいことの「エンジニアにも文系出身の人がたくさんいます!」ということがわかりやすいです。
ラフを作るのは初めてなもので、先輩デザイナーの皆さんに何度もレビューしていただいて、もうちょっとメリハリあった方がいいとかアドバイスをたくさんいただきながら改善していきました。
ちなみにデザイン部では毎日朝会が開かれていて、その日やることの確認とレビューなどがあれば見ていただけるのでとても助かります。
レビューを繰り返して、コンテンツとレイアウトが決まればいよいよデザインに入っていきます。
長くなってしまったので、デザインとコーディングについては後編でお送りします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜